ごあいさつ

NPO法人日本空手松涛連盟

首席師範  浅井 哲彦

 私たちは大正11年以来から始まる松涛館流空手の指導、普及の活動をしてまいりました。節目の西暦2000年をむかえ、古い因習から脱却し、時代に即した新しい考えの空手をめざした有志が集い、新たに「NPO法人日本空手松涛会」を発足させるとともに、特定非営利活動法人(NPO法人)の申請を行い、それが認められました。

 空手道の真髄とは、稽古を通じて個人の心・技・体の完成、つまりはそれぞれが求める人間としての成長をめざす事だと考えています。加えて提唱する、年齢や性別、健常、身障者などを考慮し、技能の程度や目的に応じた指導を目指す特色ある「生涯空手」を掲げて、会の発展を期しております。

「NPO法人日本空手松涛連盟」は会員の技術の蓄積と熱意に支えられて誕生した団体です。新たな理想のもと、空手道の普及・発展に力をそそいでいく決意を持っています。これからもよろしくお願いいたします。